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政策提言concept@

松田まなぶが国政に求めるものは何か
その基本的な考え方

松田まなぶからのメッセージ

『日本をふたたび、夢のもてる国に! 日本の新しいストーリー(物語)』
 この国をふたたび、夢のもてる国にしたい、夢にむけてチャレンジする人を応援する社会をつくりたい。日本人のパワーを呼び覚まし、新しい日本のストーリーを始めましょう。ひとりひとりが安心と納得で自らの物語をつくっていける社会をつくりたい。それが私のメッセージです。

メッセージ1.「安心」「いきがい」のための健全な社会の建設をしよう!

 ほんものの安心は、地域や身近な場所で、いきがいをみつけられるような社会から生まれます。小さな政府が大事なのではありません。いきがいと安心のために、信頼を基本とする健全な社会を建設しましょう。政府は、それを支え、自らの役割を果たす「機能する政府」にすべきです。

メッセージ2.国民が主役の新しいストーリづくりにチャレンジ!

 日本に、それぞれの地域に、そしてあなたの人生に、新しいストーリー(物語)を!あなたがその主役です。日本のみらいにむけた大きな物語をつくります。日本のこれからの方向がみえるようにすることで、それぞれの地域がテーマを発見し、ひとりひとりの日本人が、自らのいきがいづくりに踏みだすことができるようにすることが大切です。みらいへの大きな展望がみえてこそ、企業も事業をする方々も、チャレンジに向けて進めるようになります。こうして始まる日本の物語が人類社会が求める答になり、日本人に新たなゆたかさをもたらします。日本にはいま、そのようなチャンスが訪れています。私たちは世界の最前線にいます

メッセージ3.「安全ネット」は万全の社会保障は国の基本です。

 誰に対しても平等で開かれた「安全ネット」をしっかりと整えなければなりません。万全な社会保障は国の基本です。いざというときの安心があってこそ、チャレンジが生まれます。

メッセージ4.危機をチャンスに変える。

 日本は大変な危機に直面しています。このままでは、多くの国民の生活は下がる一方です。でも、いま、たちあがれば、日本はいまの危機をチャンスに変えることができます。それによって、日本は新しい繁栄と存在を築くことができます。皆さん、一緒にたちあがりましょう。

メッセージ5.今政治に問われているのは、構想力と設計力。

 財政が大赤字の国に、潤沢なおカネをばら撒くことを期待できる時代ではなくなりました。しかし、日本には民間に莫大な蓄積があります。全体で1,400兆円の金融資産を個人がもっています。そのほとんどを高齢世代がもっていますが、将来への不安などから、貯蓄も資産も凍りついています。国内で資産をよろこんでおカネとして使うことができないでいるから、それが海外にまわって、外国を豊かにしたり、世界の金融を不安定にして、結局は日本人が損する結果にもなりました。せっかく、私たち日本人が懸命に働いて貯めた資産が、私たちの豊かさに回っていないなんて、こんなにもったいないことはありません。
 高齢者の方々の不安を解消し、安心と納得をもって、自ら価値があると思う使い道に、おカネを使ったり活かそうと思える社会にするしか、日本経済を立ち直らせる道はありません。そのためには、新たな社会の設計を、きちんと組み立てる必要があります。
 いまの政治に問われているのは、構想力や設計力だと思います。それが日本の政治にいままではなかったことが、政治への皆さんの不信を生み出した根本原因です。

メッセージ6.新たな「ニューディール政策」をスタートします。

 これから日本で、新たな「ニューディール」を開始したいと思います。それは、日本だからこそできる挑戦です。世界でいちばん最初に、人類の歴史始まって以来の超高齢化社会を、日本は迎えます。今は、10人のうち2人が65歳以上の方々ですが、やがて、10人に4人が65歳以上の方々という社会へと、日本は向かっていきます。
 会社からリタイアしたあとの長い長い人生が、日本人に最初に与えられました。その人生の時間にに第二の、もう一つの人生を創造する。それは、若年世代も含め、私たち日本人全体に、さまざまな活動やチャンスに向けた広大なフロンティア(開拓領域)をもたらすことになるでしょう。これが、日本がこれから力強く始めるニューディールです。
 ひとりひとりの日本人が、新しい第二の人生という舞台で、自らのいきがいを追求することができる社会を。それが、凍りついた資産が安心と納得をもって、この社会での生きたおカネへと回ることにつながります。日本の持続的な経済成長は、ここから生まれます。
 ニューディールには、もう一つの意味があります。若い世代の方々をみても、日本は価値観が多様化した社会になっています。日本が誇る文化や伝統を発展させながら、新しい価値を追求できる多様で多彩な成熟社会に向けて、その舞台を生みだしていく。それも、日本の将来にフロンティアを拓くニューディールです。公的負担とは別に、各人の価値選択が結果として社会を支えることになっている、そのような仕組みを組み立てることも、日本の大きなチャレンジだと思います。

メッセージ7.失われた20年を超えて、次世代に引き継げる日本づくり

「失われた10年」の間に、日本人はすっかり自信を失ってしまいました。それは、日本人が、日本という国のストーリーを失ってしまったからです。高度成長とバブルのあと、次のストーリーを日本は描けていません。しかし、日本は世界に先駆けて、どの国もがいずれ直面することになる課題に直面し、その解決を迫られる最先端の国になりました。社会の高齢化もその一例です。
 世界で最初に課題を解決する答を出した国は、その分野で、世界ナンバーワンを築きます。日本もそうでした。戦後の高度成長も、世界一のエネルギー効率も、環境技術も、日本がその時代時代に直面した危機を、ひとりひとりの日本人の力を合わせて克服し、危機をチャンスとすることで、日本が世界一を築いてきたものです。
 21世紀は日本にとってチャンスの世紀。せっかくのチャンスを生かす仕組みを組み立て、日本人の可能性を現実のものにするのが、政治の役割です。それは決して、国家が国民に何かを強制することではありません。ひとりひとりの日本人が、自らのそれぞれの夢を描き、いきがいを求めることで、この日本の、あるいは地域の道が開かれるのです。それだけの力を、私たち、普通の日本人がちゃんと持っているのです。そうしたニューディールを支えることが、政府の役割なのです。
 「失われた20年」になろうとしている日本が、このまま「失われた日本」になってはいけません。「新しい日本の物語」をつくることで、これからの20年の日本を、「夢に向けて前に進む日本」とすることで、2030年には、次の世代に誇りをもって引き継げる日本を、みなさんとともにつくりあげましょう。