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第1回松田まなぶ国政報告会を開催しました。ゲストに中山恭子、水戸まさしの両参議院議員を迎え、おかげさまで盛況のうちに会は進行しました。



         

 2月27日の夜、ロイヤルホールヨコハマにて開催された国政報告会は、会場の席に座りきれないほどの多数の方々にご参加いただき、にぎやかな会となりました。最初に松田まなぶが「維新から興国へ」をテーマに講演、そしてゲストの両参議院議員からのご挨拶を経て、会は立食での懇親会へと移り、皆さまとの楽しく有意義な交流の場となりました。以下、最近の国会内外での松田まなぶの活動報告と併せてご報告申し上げます。


 

松田まなぶの講演の演題は、「維新から興国へ~ニッポンの希望を創る新たな政治の軸~」。40枚のパワーポイントを用意しました。アベノミクスの3本の矢のそれぞれをどう見るべきなのか、2%インフレ率目標の危険性、公共事業については増やし方の工夫が必要、成長戦略の基本は国の希望を描くことなどにも触れていくと、やはり時間不足に。

こうした講演をするたびに、内容が難しかったと言う方と、分かりやすかった、と言う方の両方がいらっしゃるのが常です。でも、その後の懇親会で皆さんが楽しく交流していただければ良しということにいたしました。

政治家の国政報告会でこのようなものは初めて、とのお声を聞きましたが、そもそも政治家とは政策を語るプロのはずだと思います。松田まなぶのこうした講演を初めて聞かれた方々から、講演依頼が何口かかかりました。

会では最初に松田まなぶより、日ごろのご支援への感謝の意など、皆さまにご挨拶を申し上げたあと、引き続き講演に入り、国政の状況報告と、日本維新の会が何を目指さなければならないかについて私見を述べ、国政で実現したい政策について語りました。

全体の進行は、たちあがれ日本の政治塾である「かけはし塾」の卒塾者で12月の横浜市議会選挙に挑戦した佐々木信也氏の司会で進められました。

右か左かという政治の対立軸そのものを変えねばなりません。後ろ向きではなく、前に進む課題解決型のポジティブ政党が必要です。目指すのは、地方の自立と国家機能の強化を両立させる設計であり、まさに「分化と統合」の設計思想です。維新が単なる統幕運動ではなく、次の日本の組み立てを示すものであってこそ、真に維新の名に値します。そこへと政治を進めていきたいと思います。

次に、ゲストの中山恭子・参議院から、ご挨拶をいただきました。私が大蔵省に入ったときに、職場で同じ部屋におられた大先輩です。どんな人が新しく入ってきたのかしら、と思っていたら、このような大蔵省らしからぬ人が…等々の思い出話に、松田本人は恐縮しておりました。新入生の当時から上品にあたたかく包んで励ましていただきました。
 それから長い年月を経て、たちあがれ日本で再びお世話になることになり、前回の参院選では応援にも駆けつけてくださり、一緒に神奈川を回っていただきました。今は同じ日本維新の会の国会議員どうしですが、今度は、中山恭子先生が今夏の参院選で全国区比例で改選を迎えます。全力で応援します。

もうお一人のゲストは、日本維新の会の水戸まさし参議院議員。今夏の参院選で神奈川地方選挙区で改選を迎えます。これから県連を組織し、全力で応援します。
 国政報告会は、このあと、場所を隣室に移して、横浜スタジアム常務取締役の中山一彦さんの乾杯で、立食形式の懇親会に入りました。多くの方のご協力でにぎやかに会は進み、中締めは、松田まなぶが前回参院選に出た際の後援会長をしていただいて以来、先日の総選挙でも大変お世話になった田原博・田原クリニック院長のご夫人、田原真里子さんにご挨拶をいただきました。

今回の報告会、十分なことはできませんでしたが、出席者の皆様にご満足いただけたのは何より嬉しいことでした。



【松田まなぶの活動報告】

以下、当日配布された資料から抜粋して、最近の活動報告に代えます。

●国会内外での活動状況

国会では衆院内閣委員会の理事、財務金融委員会の委員に、党では国会議員団の副幹事長に就いているほか、党として策定する経済政策のとりまとめをはじめ次々と様々な仕事を仰せつかっているところです。早速、2月14日には内閣委員会で30分の質問も行いました。これから本予算の審議に入り、数多くの法案等に関わっていくこととなっております。

今通常国会におきましては、日本維新の会は何事も「是々非々」で臨む建設的野党として補正予算や関連法案には賛成しました。

中身には色々と問題がありますが、それでも、いまの日本経済にとっては、この補正予算を早期に成立させることのほうがより重要です。ようやく回復しようとしている経済の足を政治が引っ張ってはいけません。大事なのは、こうした全体的な視点からの判断です。

予算が審議されている間は、国会活動が多忙になります。2つの重い委員会を兼ねていることや、霞が関の出身ということもあってか、連日のように各省庁の幹部が訪れます。

その他、色々な活動が次々と加わってきています。党のほうでも、副幹事長として党務に関わっているほか、公会計制度の改革や重要法案の審査、個別のプロジェクトなどに携わっていることに加え、「経済維新R3ミーティング」を設置し、その代表幹事を務めることにもなりました。R3とは、Research(調査)、Reform(改革)、Restoration(維新)です。これから週一度のペースで各界有識者からの意見も聴きながら、党としての経済政策のスタンスも明確にしていきたいと考えています。

国会の外でも、できるだけ多くの機会に顔を出して、各界の方々と交流し、色々な勉強会などでの講師も続けております。

tvk(テレビ神奈川)の番組「松田まなぶのカナガワ未来レポート」も、近く再開します。

このように、国会議員になってからも、「国力倍増」、「希望あるニッポンへの新たな国づくり」を唱えつつ、政治が本物の選択肢を形成していくための議論づくりや活動に取り組んでおります。

なお、日本維新の会の神奈川県での活動として、水戸参議院議員ほか関係者の皆さまとともに、来る4月には県連組織を立ち上げることとしておりますので、よろしくお願い申し上げます。

●松田まなぶが衆院内閣委員会で質問

2月14日に、補正予算関連法案として提出された企業再生支援機構法の改正法案の審議に際し、内閣委員会で質問に立ちました。

3月末をもって「金融円滑化法」が期限切れになることを前に、多くの中小企業の方々が不安を強めています。円滑化法のあと、中小企業の事業再生を支援する金融関連の政策の目玉として注目されているのが、同機構を「地域経済力活性化支援機構」へと改組することです。地域の金融機関などが作るファンドなどを支援する機能を同機構に付与することとしています。

委員会では、金融行政のあり方など幅広い論点を含めて質問しました。出席していた各党の委員の皆さまにも熱心に聴いていただくことができました。

その様子は、本HPからご覧になれます。

質問では、まず最初に、政府が「共同声明」で日銀に2%のインフレ率目標を設定させたことについて、政府として2%の達成に「共同責任」を負うものなのかどうか、甘利大臣に問い質しました。というのは、専ら中央銀行の努力と責任でマネーの量を増やして物価を一定水準に上げることは、欧米の例をみても、実際には困難だからです。

市中のマネーを増やすためには、金融部門による活発な信用創造が欠かせません。

しかし、肝心の銀行はリスクをとって貸付を増すことには消極的で、専ら国債への運用を増やしてきました。本気でデフレ克服をめざすなら、この点に焦点を当てた政策がアベノミクスの重要な柱にならなければならないはずです。

その上で、議論を、これからの金融行政のあり方や、新機構の設計思想にまで拡張させ、本法案が基本的には日本維新の会の考え方にも沿うものであることを確認して、質問を終えました。

地域と一体となった経済再生への取り組みを金融機関に促すことが、これからの金融行政の方向であること、新機構の業務が、地域の自立的再生を民間の自助努力によって達成することを促すための環境を整備するという考え方にのっとっていることなどが確認できたからです。

政府のカネに依存せず、少ないカネで多くの知恵を出す「賢い」経済運営や「自立」の考え方は、日本維新の会として「是」とすべきものです。